酸洗いってなんだろう?

酸洗いという言葉を初めて聞く人も多いかもしれません。しかし、金属加工関連の仕事をしている人にとっては欠かせない技術となっています。この項では需実がどのような目的でどのような効果が得られるのかをご紹介します。

酸洗いとはどんなもの?

酸洗いというのは、金属などにメッキを施すときに前処理として行われる酸を用いた作業のことです。具体的には、金属を溶接したり熱処理をしたりロウ付けを行うときに出るサビや焼け、酸化皮膜、スケールといった…

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酸洗いで使用される薬剤は?

サビや酸化被膜(スケール)が付いてしまった金属製の鍋やフライパン。そんな時に行われるのが、「酸洗い」です。酸洗いとは、金属を酸性の液体に漬け込む方法を指します。金属を酸性の液体に漬け込むことで、サ…

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どんな効果が得られるの?

金属部品の熱処理を行った際にサビが発生してしまうと、不良品として処分する事になってしまう場合もあります。そんなサビの発生した金属部品も綺麗にする事ができるのが、酸洗いを活用する企業が増えている理由…

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酸洗いに必要な設備

ご紹介したように、酸洗いでは強力な酸を使用します。そのために特別な設備が必要になります。なお、使用済みの溶剤の処理も大変です。一体どんな設備が必要なのか、届出が必要なのかについてご紹介しますので、参考にしてみてください。

役所などに届出は必要?

地域によっては届出は必要

酸洗いの処理をする工場を設置するときや、新たに業務として酸洗いを行うときには、その工場のある地域によっては役所への届出が必要となります。酸洗いによって生じる臭気や、発生する汚れた水などに正しく対処できる設備が整っていて、漏洩させないような対策措置が取られていることを確認することが重要になるからです。国が定める法律によって届出が求められているわけではないため、地域によって条例で定められている場合には所定の手続きを行った上で工場の設置ができるようになったり、業務を始められるようになったりします。酸洗いを行う予定という場合には、その地域で該当する条例があるかどうかを早めに確認しておくことが重要です。

東京都の場合にはどうなるか

具体例として知られているのが東京都の条例です。東京都環境局は環境確保条例を定めていて、工場の設置の際に工場認可を必要とする場合があります。条例で定められている内容の業務を行う工場については予め認可を受けた上で工場を作る工事を始めることができ、工場が完成てからも立入検査を受けて認定を受けなければならないという仕組みになっているのです。この条例で定められている工場には酸洗いを行う工場が含まれているため、予め役所に申請して許可を取らなければなりません。工場設置認可申請書や案内図、構造図、機械配置図などの書類と申請手数料を納めた上で認可を受けることになります。審査にかかる期間は60日以内で、かなり長いので気をつけましょう。

金属加工で行われる酸洗い

酸洗いとは酸で洗うという洗浄方法で、金属を加工するときに発生する焼けやスケールなどを取り除くことができます。